おうふく‐びんた【往復びんた】
他人の頰を平手で打ち、返す手の甲で反対側の頰を打つこと。→びんた1
おおき‐に【大きに】
《形容動詞「おおきなり」の連用形から》 [副] 1 大いに。たいへん。たいそう。「—ご苦労だった」「それは—ありそうなことだ」 2 (相づちを打つときに用いる)なるほど。全く。「—そうだね」〈...
おお‐しばい【大芝居】
1 規模の大がかりな芝居。また、名優が多く出演する芝居。 2 目的を遂げるために、運を天にまかせて行う、人目を欺くはかりごと。「—を打つ」 3 江戸時代、幕府公許の劇場。江戸では、中村・市村・森...
おお‐つづみ【大鼓】
能・長唄などの囃子(はやし)に用いる打楽器の一。大型で、左ひざの上に横たえて右手で打つ。おおかわ。大胴。→小鼓(こつづみ)
おお‐どろ【大どろ】
歌舞伎下座音楽で、大太鼓を長ばちで小刻みに打つ鳴り物。幽霊・妖怪・神仏などの出現する場面の幕切れや、つなぎに用いる。大どろどろ。⇔うすどろ。
おお‐ばくち【大博打】
規模の大きなばくち。転じて、危険性は大きいが、うまくいけば大きな成果を得られそうなことをすること。「伸(の)るか反(そ)るかの—を打つ」
おき‐ご【置(き)碁】
囲碁で、弱いほうが碁盤の星の位置に、前もって二子(にし)以上の置き石をして打つ碁。→井目2
おに‐ば【鬼歯】
1 外側へ牙(きば)のように生え出た八重歯。 2 籾(もみ)を落とす器具の一。横に柄をつけた杵(きね)のようなもので、打つ面にぎざぎざがついている。
おの‐れ【己】
《「れ」は「われ」「たれ」などの「れ」と同じもの》 [代] 1 反射代名詞。その人、またはそのもの自身。自分。自分自身。「—を省みる」 2 二人称の人代名詞。目下に対して、または相手をののしっ...
おも【面】
1 顔。顔つき。容貌(ようぼう)。「いと美(うる)はしき君が—」〈上田敏訳・海潮音・春の貢〉 2 表面。「川の—」 3 おもかげ。「佐野山に打つや斧音(をのと)の遠かども寝もとか児ろが—に見えつ...