なげ‐うり【投(げ)売り】
[名](スル)損を承知で、安値で売ること。捨て売り。「在庫品を—する」
なげ‐おうぎ【投(げ)扇】
⇒投扇興(とうせんきょう)
なげ‐おろ・す【投(げ)下ろす】
[動サ五(四)]上から下の方へ向けて投げる。「救命具を海に—・す」
なげ‐かえ・す【投(げ)返す】
[動サ五(四)] 1 投げて相手に返す。「投手の正面に—・す」 2 言葉や視線などを相手に返す。「ほほえみを—・す」
なげ‐か・ける【投(げ)掛ける】
[動カ下一][文]なげか・く[カ下二] 1 投げて掛ける。「帽子を—・ける」 2 相手に届くように送る。「熱い視線を—・ける」 3 相手や関係のある方面に問題などを提起する。「疑問を—・ける」 ...
なげ‐か・つ【投(げ)勝つ】
[動タ五(四)]野球で、投手が相手投手との投げ合いに勝つ。また、相手の打者を打ち取る。「相手チームのエースに—・つ」「強打者に—・つ」
なげ‐がね【投(げ)金/投げ銀】
1 江戸初期、博多・長崎などの豪商が、船舶や積み荷を担保に、朱印船主やポルトガル人・中国人に貸し付けた金。高利を得る反面、危険を伴う投資であった。 2 遊興に金銭を注ぎ込むこと。また、その金銭。...
なげ‐キッス【投(げ)キッス】
唇に指を当てて相手にキッスを投げかける動作をすること。「—を送る」
なげ‐くび【投(げ)首】
首を前に投げ出すようにうなだれること。取るべき手段・方法がなく思案にくれるようすをいう。「思案—」「勇みかけても—に、目も泣きはらして返事もせず」〈浄・反魂香〉
なげ‐ぐし【投げ櫛】
櫛を投げること。また、その櫛。絶縁することや不吉なものを意味するとして忌み嫌った。「あきれてとんと—は、別れの櫛とて忌むことを」〈浄・油地獄〉