おれ【折れ】
折れること。また、折れた物や部分。
おれ‐あ・う【折れ合う】
[動ワ五(ハ四)]「おりあう」に同じ。「双方が—・って和解する」
おれ‐くぎ【折れ釘】
1 折れた釘。 2 頭部を直角に折り曲げたくぎ。柱などに打ちつけて物を掛ける。おりくぎ。
おれくぎ‐りゅう【折れ釘流】
ひどく稚拙な筆跡をあざけっていう語。金釘(かなくぎ)流。
おれ‐くち【折れ口】
1 物の折れた所にできる断面。折れ目。 2 人の死・喪にあうこと。「『—って何(ど)ういう筋の—だ』『三よしが亡くなりました』」〈万太郎・末枯〉 3 折れ合う機会。和解する機会。「粋な女房の挨拶...
おれ‐こだ・る【折れこだる】
[動ラ下二] 1 からだを折り曲げる。身をくねらせる。「—・れ、身をなきになして舞ひたりし」〈弁内侍日記〉 2 儀式ばらず、くつろいださまになる。うちくつろぐ。「—・れたる九献(くこん)の式」〈...
おれ‐こま・す【折れ込ます】
[動サ四]妊娠させる。「泊客に来てゐた娘と出来て、—・したもんだから」〈滑・浮世床・二〉
おれ‐こ・む【折れ込む】
[動マ五(四)] 1 内側に折れ曲がる。「奥へ—・んだ路地」 2 折れた先が内部に入る。「針が指先に—・む」 3 妊娠する。はらむ。「—・んだとは、めでたい」〈伎・倭荘子〉
おれ‐せん【折れ線】
方向の違う線分を接続してできる線。折線(せっせん)。
おれせん‐グラフ【折れ線グラフ】
数量を示す点を順につないだ折れ線で表される統計図表。時間とともに変化する数量を示すときに用いる。