アーミー‐ナイフ【army knife】
1本のボディーにナイフの刃のほか、ドライバー・つめ切り・はさみ・やすり・栓抜き・のこぎりなどを納めた、折りたたみ式の多機能ナイフ。十徳ナイフ。万能ナイフ。キャンピングナイフ。→サバイバルナイフ
いい‐いだ・す【言ひ出だす】
[動サ四] 1 内から外にいる人に向かって言葉をかける。「中より、…中なる人だに静心(しづごころ)なくはべるを、と—・したれば」〈かげろふ・下〉 2 口に出して言う。いいだす。「なまひがひがしき...
いき‐の‐まつばら【生の松原】
福岡市西区姪浜の海岸。白砂青松の景勝地。元寇防塁跡がある。神功皇后が新羅遠征の折に松を植えたという。和歌などでは「行き」「生き」にかけて用いる。[歌枕]「都へと—いきかへり君が千年(ちとせ)にあ...
い‐こう【衣桁】
室内で衣類などを掛けておく道具。木を鳥居のような形に組んで、台の上に立てたもの。衝立(ついたて)式のものと、2枚に折れる屏風(びょうぶ)式のものとがある。衣架(いか)。御衣(みぞ)懸け。衣紋掛け。
いさ‐くさ
1 いざこざ。もめごと。「今度はどうかこうか折り合いがついて、体(たい)した—もないようです」〈三重吉・小鳥の巣〉 2 (副詞的に用いて)ぐずぐず。つべこべ。「そんな人達に会って—口をきくよりも...
いしがき‐やま【石垣山】
神奈川県小田原市にある箱根外輪山の一部。標高241メートル。天正18年(1590)豊臣秀吉が小田原征伐の折、陣所を置いた所。
い‐じ【意地】
1 気だて。心根。根性。「—が悪い」 2 自分の思うことを無理に押し通そうとする心。「—を通す」「—を折る」 3 物をむやみにほしがる気持ち。特に、食べ物に執着する心。「—が汚い」「食い—」 4...
いじょう‐こうせん【異常光線】
光が方解石などを通過して二方向に分かれて屈折するとき、屈折の法則に従わないほうの光線。⇔常光線。
いじょう‐ぶんさん【異常分散】
ある特定の波長の前後で屈折率が急激に変化するような分散。媒質中を進む波が、共鳴による吸収を受ける波長域で生じる。⇔正常分散。
いせ‐の‐はまおぎ【伊勢の浜荻】
1 伊勢の浜辺に生えている荻。「あたら夜を—折り敷きて妹(いも)恋ひしらに見つる月かな」〈千載・羇旅〉 2 《伊勢では「はまおぎ」とよぶところから》葦(あし)のこと。「—名を変へて、よしといふも...