腑(ふ)が抜(ぬ)・ける
意気地がなくなる。気力が失せる。腑抜けになる。「彼女の前では—・けたようになる」
ふき‐とおし【吹(き)通し】
1 風が吹き抜けること。また、その場所。吹き抜け。「—の廊下」 2 《「ふきどおし」とも》 ㋐風が休みなく吹きつづけること。 ㋑大言壮語や自慢話をしつづけること。「年じゅう法螺(ほら)の—」
ふき‐とお・す【吹(き)通す】
[動サ五(四)] 1 風が吹き抜ける。「涼風が家の中を—・す」 2 風が吹きつづける。「一晩じゅう風が—・した」 3 笛などを、吹きつづける。「一人でサックスを—・す」
ふき‐ぬき【吹(き)抜き/吹き貫】
1 風が吹き抜けること。また、その場所。ふきぬけ。 2 家屋の柱の間に壁がなく、風が自由に通る構造。また、建物の内部で、天井がなく、上下階を貫いてひと続きにしてある構造。吹き放し。ふきぬけ。 3...
ふきぬき‐まど【吹(き)抜き窓】
風が吹き抜けるように造った窓。
ふき‐ぬけ【吹(き)抜け】
1 風が吹き抜けて通ること。ふきとおし。 2 ⇒吹き抜き2
ふし‐あな【節穴】
1 板などの節が抜けおちたあとの穴。「—からのぞく」 2 見る能力のない目。見えるはずのものを見落としたり、物事の意味を見抜く力のないことをあざけっていう語。「どこに目が付いているんだ、君の目は—か」
ふち【淵/潭】
1 底が深く水がよどんでいる所。⇔瀬。 2 容易に抜け出られない苦しい境遇。苦境。「絶望の—に突き落とされる」
ふにゃ‐ふにゃ
[副](スル) 1 柔らかで弾力や、こしがないさま。「—(と)した手ざわり」 2 しっかりしないさま。頼りないさま。「—(と)座りこむ」「信念もなく—(と)した人」
[形動] 1
1に同じ...
ふ‐ぬけ【腑抜け】
[名・形動]《はらわたを抜き取られた状態の意から》意気地がないこと。気力がなく、しっかりしていないこと。また、その人や、そのさま。腰抜け。「失恋して—になる」