きょう【拱】
[音]キョウ(漢) [訓]こまぬく こまねく 1 両手を胸元で組み合わせる。こまぬく。「拱手/垂拱」 2 両手でかかえるほどの太さ。「拱把・拱木」 3 アーチ状。「拱門・拱廊」
きょう‐か【拱架】
アーチを築造するとき、石材などを積み立てる支えとする型枠。
きょう‐きょう【拱橋】
アーチ型の橋。
きょう‐こう【拱構】
アーチ形の構造物。
きょうしき‐こうぞう【拱式構造】
戸口・窓などの開口上部をアーチで支える建築構造。アーチ式構造。→楣(まぐさ)式構造
きょう‐しゅ【拱手】
[名](スル)《慣用読みで「こうしゅ」とも》 1 中国の敬礼で、両手の指を胸の前で組み合わせておじぎをすること。 2 手をつかねて何もしないでいること。「唯(た)だ—して黙視するのみ」〈織田訳・...
きょうしゅ‐ぼうかん【拱手傍観】
[名](スル)手を出さないで、ただ、ながめていること。
きょう・する【拱する】
[動サ変][文]きょう・す[サ変]両手を胸の前で重ね合わせる。こまぬく。中国古代の礼法の一。「立って—・するが礼なりとて」〈風流志道軒伝・一〉
きょう‐もん【拱門】
アーチ形の門。
きょう‐ろう【拱廊】
アーケードのこと。