クッション【cushion】
1 羽毛・スポンジなど弾力性のある物を入れ、刺繍(ししゅう)・レースなどで飾ったいす用の布団。 2 いすや乗り物の座席などで、腰を下ろすために弾力をもたせた部分。「—のきいたソファー」 3 衝撃...
クラードニ‐ずけい【クラードニ図形】
板の上に砂などの細粒をばらまき、音響などによる機械的振動を加えたときにできる図形。共鳴によって振動する部分(腹)と振動しない部分(節)が生じ、振動しない部分に細粒が集まることで幾何学的な図形にな...
クリスタル‐マイクロフォン【crystal microphone】
ロッシェル塩などの結晶板の圧電現象を利用し、音声振動を電気振動に変換させるマイクロフォン。
クント‐の‐じっけん【クントの実験】
クントが1866年に音速測定のために行った実験。先に板をつけた棒をピストンとしたガラス管で、管外の棒をこすると管内に空気の振動による定常波が生じ、それを観測することによって振動数を求める。
ぐん‐そくど【群速度】
振動数の異なる波の合成波が全体として伝わる速度。例えば光は物質中では色によって速度が異なるので、各色の速度と群速度は一致しない。
けつごう‐おん【結合音】
振動数の異なる2音が同時に響くときに派生的に生じる音。周波数は各純音の周波数の整数倍の和または差になる。
ケーツーケー‐じっけん【K2K実験】
《K2KはKEK to Kamiokaの略》人工的に発生させたニュートリノによってニュートリノ振動が起きているかどうかを検証する実験の通称。正式名称は「つくば神岡間長基線ニュートリノ振動実験」。...
げっ‐しん【月震】
月で起こる地震。1969年にアポロ11号が月面に設置した地震計で初めて観測され、その後のアポロ計画で設置された地震計または重力測定装置により、1977年まで観測が続けられた。月震の大部分は深さ8...
げんおん‐き【弦音器】
昆虫類の感覚器官の一。外部の音や振動を捉える聴覚器官で、脚・触角・ひげなどに分布。弦音器官。
げんし‐どけい【原子時計】
原子の特定の二つのエネルギー準位間の遷移によって放射されるマイクロ波の振動数が一定であることを利用した時計。多くセシウム原子や水素原子を用いる。