いそう‐さ【位相差】
二つの振動または波動の位相の差。角度に相当する量で示す。
いと‐でんわ【糸電話】
玩具の一。長い糸の両端に筒をとりつけ、一方の筒に口を当てて話すと、糸が振動して音が伝わり、もう一方の筒に聞こえるもの。
い‐びき【鼾】
睡眠中、呼吸に伴って鼻や口からうるさい音を出すこと。また、その音。気道、特に軟口蓋(なんこうがい)の振動によって出る。「—をかく」
イミシオン【(ドイツ)Immission】
煤煙(ばいえん)・臭気・音響・振動などの隣地への影響を表すドイツ法上の概念。
インシュレーター【insulator】
1 絶縁物。碍子(がいし)。 2 音響機器から生じる振動を遮断するための器具。主に、スピーカー・アンプ・プレーヤーなどの機器と設置面の間に挟んで用いる。素材や形状はさまざま。
インフラサウンド【infrasound】
大気中を微気圧振動として伝播する、人間の可聴域以下の低周波の音波。ふつう微気圧計でとらえられる。可聴域の音波と異なり、空気分子の粘性による減衰が小さく、地球規模で伝播することが知られている。
ウィーン‐の‐ほうしゃほうそく【ウィーンの放射法則】
1896年にドイツの物理学者ウィーンが導いた、黒体からの熱放射(黒体放射)に関する法則。または振動数分布を表す公式をさす。短波長(高振動数)側では実験データを精度よく再現できるが、長波長(低振動...
ウイングレット【winglet】
飛行機の主翼の端に、鉛直方向に付けられた小さな翼。翼端渦を抑え、翼端振動の軽減や燃費の向上に役立つ。
ウェーバー‐きかん【ウェーバー器官】
《Weberian apparatus》硬骨魚類のコイ目、ナマズ目の魚にある聴覚器官。浮き袋と内耳をつなぐ椎骨が変形した一連の骨片からなる。水中を伝播する振動が浮き袋で共鳴・増幅され、内耳に伝達...
ウオーカー‐じゅんかん【ウオーカー循環】
赤道付近の対流圏にみられる大気大循環。太平洋においては、海水温が高い西部のインドネシア付近で上昇気流となって東進し、東部のペルー沖付近で下降気流となり、海洋上を西進して循環を形成する。南方振動と...