ぞう‐とく【蔵匿】
[名](スル) 1 人に見つからないように隠すこと。隠匿。「これを樹籬の中に—せんが為ならず」〈中村訳・西国立志編〉 2 犯人や逃走者をかくまって、捜査機関による発見を妨げること。
ぞっ‐こう【続行】
[名](スル)引き続いて行うこと。「捜査を—する」
たい‐ほ【逮捕】
[名](スル) 1 人の身体に直接力を加えて身柄を拘束すること。 2 検察官などの捜査機関が裁判官の発する令状(逮捕状)で被疑者を引致し、一定期間抑留するための強制手段。現行犯は、だれでも逮捕状...
たいほ‐じょう【逮捕状】
捜査機関による被疑者の逮捕を許可する旨を記載した裁判官の発する令状。
ちょうしゅ‐しょ【聴取書】
犯罪の捜査に当たり、検察官・司法警察職員などが被疑者・証人・参考人などの供述を記録した書面。供述録取書。供述調書。
ちょうしょ‐さいばん【調書裁判】
刑事事件の取り調べ段階で作成した、被疑者の自白に基づく供述調書を、公判廷での供述・証言よりも重視する刑事裁判のあり方を批判する表現。日本では、捜査段階で誘導・強要された虚偽の自白が、裁判で証拠と...
つうしんぼうじゅ‐ほう【通信傍受法】
《「犯罪捜査のための通信傍受に関する法律」の略称》組織的な殺人、銃器や薬物の取引などの捜査において、捜査機関が犯人間など犯罪にかかわる通信の傍受を必要とする場合の要件、手続きなどを定める。平成1...
つきあげ‐そうさ【突(き)上げ捜査】
組織的犯罪の捜査法の一。末端の者から捜査を始め、順に組織の中枢へと追及してゆくもの。麻薬関連では所持者、特殊詐欺関連では受け子などを起点とすることが多い。
つめ【詰(め)】
1 詰めること。また、詰めるもの。「瓶の口に紙で—をする」 2 はし。はじっこ。きわ。「橋の—」 3 将棋で、決着のつきそうな最後の段階。転じて、物事に決着をつける最後のところ。「—が甘い」「捜...
て‐いれ【手入れ】
[名](スル) 1 よい状態を保つために、整備・補修などをすること。「—が行き届く」「よく—された庭木」 2 捜査や検挙のために、現場や犯人の居所に踏み込むこと。「密売の現場を—する」