涙(なみだ)を振(ふ)る・う
こぼれる涙を振り払う。私情を振り切る。同情を捨てる。「—・って厳罰に処する」
ぬき・つ【脱きつ】
[動タ下二]《「ぬ(脱)きう(棄)つ」の音変化》脱ぎ捨てる。「うけ沓(ぐつ)を—・つるごとく踏み脱きて」〈万・八〇〇〉
のみ‐すて【飲(み)捨て】
飲んで、その余りを捨てること。また、飲んだまま放置すること。「缶ジュースを—にする」
のり‐すて【乗(り)捨て】
乗り捨てること。また、そのもの。「自転車の—」
のり‐はな・す【乗り放す】
[動サ四]馬などから降り、それをそのまま放っておく。乗り捨てる。「馬を—・して、歩立(かちだ)ちになり」〈太平記・一〉
はい‐き【廃棄】
[名](スル) 1 不用なものとして捨てること。「古い資料を—する」 2 条約を当事国の一方の意思によって効力を失わせること。
はい‐きょう【背教】
信じていた宗教を、背き捨て去ること。信仰を捨てること。棄教。「—者」
はい‐すい【廃水】
使用後、不純物・有害物質等で汚れたために捨てる水。「工場—」
は‐き【破棄/破毀】
[名](スル) 1 破り捨てること。「不要な資料を—する」 2 契約・取り決めなどを一方的に取り消すこと。 3 事後審査を行う上級裁判所が、上訴に理由があるとして原判決を取り消すこと。
はき‐すて【履(き)捨て】
履物・靴下などを、履き古してそのまま捨てること。また、一度履いただけで捨ててしまうこと。「歯の減った下駄を—にする」