とも‐えり【共襟】
1 和服で、長着の襟の上にさらに共切れで襟を掛けること。また、その襟。掛け襟。 2 洋服で、身頃(みごろ)と同じ布地でできた襟。
どっきり
[副]不意の出来事に対して、動悸(どうき)が激しくなるほど強くおそれたり驚いたりするさま。「ええまたかと思わず—胸も裂けそうに」〈露伴・五重塔〉
[名]人を驚かせること。また、その企て。「—...
なか‐くぎ【中釘】
茶室の床の間の壁の中央に打ってある折れ釘型の金具。花入れなどを掛ける。
なげ‐か・ける【投(げ)掛ける】
[動カ下一][文]なげか・く[カ下二] 1 投げて掛ける。「帽子を—・ける」 2 相手に届くように送る。「熱い視線を—・ける」 3 相手や関係のある方面に問題などを提起する。「疑問を—・ける」 ...
ななつ‐の‐うみ【七つの海】
南太平洋・北太平洋・南大西洋・北大西洋・南極海・北極海・インド洋の七つの海。また、世界中のすべての海。「—を股(また)に掛ける」→五大洋 [補説]書名別項。→七つの海
ななめ‐がけ【斜め掛(け)】
一方の肩から他方の腰に斜めに掛けること。たすきがけ。「ショルダーバッグを—にする」
に‐く【二九】
1 2と9とを掛けること。 2 18歳のこと。特に、娘ざかりの年ごろ。
に‐げ【二毛】
《「にけ」とも》馬の毛色の名。白黒2色まじったもの。「逃げ」に掛けることもある。ねずみげ。「忠清は—の馬にぞ乗りにける」〈平家・五〉
ぬぎ‐か・ける【脱(ぎ)掛ける】
[動カ下一][文]ぬぎか・く[カ下二] 1 衣服を脱ぎはじめる。途中まで脱ぐ。「—・けたコートをまた着直す」 2 衣服を脱いで物や肩に掛ける。「我が身は竹の林にあらねどもさたが衣を—・くるかな」...
ね‐わざ【寝技/寝業】
1 柔道やレスリングで、からだを倒した姿勢で掛ける技。「—にもち込む」⇔立ち技。 2 表面に表れないかけひき。政治その他の交渉事で行う裏工作。「—にたけた政治家」