腹(はら)の皮(かわ)を捩(よじ)・る
「腹の皮を縒(よ)る」に同じ。「掛け合い漫才に—・る」
はり‐せん【張(り)扇】
漫才などの掛け合いで、相手の頭を打つ小道具。大きな紙を蛇腹(じゃばら)状にたたんだもの。→はりおうぎ
ひょうたんなまず【瓢箪鯰】
歌舞伎舞踊。長唄と常磐津(ときわず)の掛け合い。七変化「拙筆力七以呂波(にじりがきななついろは)」の一。2世瀬川如皐作詞、10世杵屋六左衛門ら作曲。文政11年(1828)江戸中村座初演。瓢箪で鯰...
まん‐ざい【万歳】
1 万年。よろずよ。また、長寿や末長い繁栄を祝う言葉。ばんぜい。ばんざい。 2 新年に家々を訪れて祝言を述べ、舞を演じる門付け芸人。また、その芸能。烏帽子(えぼし)に直垂(ひたたれ)または素襖(...
みかわ‐まんざい【三河万歳】
愛知県三河地方を根拠地として、各地を回った正月の祝福芸。中啓(ちゅうけい)を持った太夫(たゆう)と鼓を打つ才蔵が、家々を訪れて祝言を述べたり、こっけいな掛け合いをしたりするもの。西尾市と安城市に...
みずかけ‐ろん【水掛(け)論】
両者が互いに自説にこだわって、いつまでも争うこと。また、その議論。互いに自分の田に水を引こうと争うことからとも、水の掛け合いのように勝敗の決め手のない論争の意からともいう。
もみじがり【紅葉狩】
謡曲。五番目物。観世小次郎信光作。平維茂(たいらのこれもち)が戸隠山中で女に化けた鬼に紅葉狩りの宴に誘われ、命が危うくなるが、男山八幡の神助を得て本性を現した鬼を退治する。 歌舞伎舞踊。常磐...
ゆんた
《「結い歌」または「読み歌」からという》沖縄県八重山地方に伝承される歌謡の一群。多くは長編の叙事詩で、労働の際に男女掛け合いで歌われる。