し‐こう【思考】
[名](スル) 1 考えること。経験や知識をもとにあれこれと頭を働かせること。「—を巡らす」「—力が鈍る」 2 哲学で、広義には、人間の知的精神作用の総称。狭義には、感覚や表象の内容を概念化し、...
しせいさつじんじけん【刺青殺人事件】
高木彬光の処女小説。密室殺人をテーマとする推理小説で、神津恭介(かみづきょうすけ)シリーズの第1作。昭和22年(1947)に執筆、江戸川乱歩に認められて昭和23年(1948)に「宝石選書」より出...
しぜん‐の‐せいいつせい【自然の斉一性】
《uniformity of nature》自然は同一条件のもとでは同様の性質・組織をもち、同様の変化をするということ。帰納的推理を可能にする条件として仮定される。
しゃかいは‐すいりしょうせつ【社会派推理小説】
推理小説のジャンルの一つ。社会性のある問題を扱い、リアリティーを重視した作品を指す。松本清張の作品などが知られる。社会派ミステリー。
しゃかいは‐ミステリー【社会派ミステリー】
⇒社会派推理小説
しゃかいぶきしゃ【社会部記者】
島田一男の短編小説集。昭和28年(1953)に「午前零時の出獄 社会部記者ノート」のタイトルで出版された作品集を、昭和34年(1959)の文庫化にあたり「社会部記者 午前零時の出獄」と改題。自身...
しゃらくさつじんじけん【写楽殺人事件】
高橋克彦の推理小説。昭和58年(1983)、第29回江戸川乱歩賞を受賞した著者の処女小説で、浮世絵3部作の第1作。受賞時の題名は「蝋画の獅子」。
シャーロッキアン【Sherlockian】
英国の小説家コナン=ドイルによる、私立探偵シャーロック=ホームズを主人公とする一連の推理小説の熱狂的な愛好家・研究者。シャーロキアン。
しゅうちゃくえきさつじんじけん【終着駅殺人事件】
《「終着駅」は「ターミナル」とも読む》西村京太郎の長編推理小説。寝台特急ゆうづる7号で故郷へ向かう同窓生たちを襲った連続殺人事件の顛末を描く。十津川警部シリーズ。昭和55年(1980)刊行。翌年...
シュルーズベリー‐しゅうどういん【シュルーズベリー修道院】
《Shrewsbury Abbey》英国シュルーズベリーにある修道院。11世紀にベネディクト会の修道院として創建。16世紀にヘンリー8世による修道院解散令により閉鎖。エリス=ピーターズの推理小説...