ほう‐げん【放言】
[名](スル)他への影響などを考えずに、思ったままを口に出すこと。無責任な発言。「—して世の顰蹙(ひんしゅく)を買う」「—癖のある大臣」
ほう‐こう【放光】
[名](スル) 1 光をはなつこと。 2 仏がからだや白毫(びゃくごう)から光をはなつこと。
ほう‐こう【放曠】
物事にこだわらず、心のおもむくままに振る舞うこと。「こうやって観海寺の石段を登るのは随縁—の方針である」〈漱石・草枕〉
ほう‐こう【放校】
[名](スル)校則に違反した学生・生徒を学校の籍から除くこと。「素行不良の学生を—する」「—処分」
ほう‐ご【放語】
[名](スル)「放言(ほうげん)」に同じ。「安閑逸居、大言—して世の中を渡り」〈福沢・福翁百話〉
ほう‐ごん【放言】
「ほうげん(放言)」に同じ。「極まりなき—しつと」〈徒然・一〇六〉
ほう‐さん【放参】
1 禅寺で、夜の参禅から修行僧を放免すること。 2 夜に看経(かんきん)すること。
ほう‐さん【放散】
[名](スル)《古くは「ほうざん」とも》 1 外側へ広く散らばること。また、広く散らすこと。「痛みが—する」「異臭を—する」 2 気持ちを発散させること。また、感情が発散すること。「恨みもいきど...
ほうさん‐ちゅう【放散虫】
肉質綱の原生動物の総称。すべて海産で浮遊生活をし、6億年前から生息。大きさは40マイクロメートルから数ミリで、体は球状・円盤状・円錐状など。多くは珪酸(けいさん)や硫酸ストロンチウムを成分とする...
ほうさんちゅう‐なんでい【放散虫軟泥】
主に放散虫の遺体が堆積してできた石灰質軟泥。太平洋・インド洋などの深海底に分布。