かんたん‐ふ【感嘆符】
感動・興奮・強調・驚きなどの感情を表す「!」の符号。主に文末に用いる。元来は欧文の記述記号。エクスクラメーションマーク。俗に、びっくりマークともいう。→疑問符
かんとう‐じょし【間投助詞】
助詞の種類の一。文中または文末の文節に付いて、語調を整え、感動・余情・強調などの意を添える助詞。現代語の「な(なあ)」「ね(ねえ)」「さ」や、古語の「や」「よ」「を」「ゑ」「ろ」など。
かんとう‐べい【関東べい】
《話し言葉の文末に「べい」をつけるところから》関東なまり。また、それを話す人を、関西の人があざけっていう語。「へへ、—が。さいろくをぜえろくと、けたいな詞(ことば)つきぢゃなあ」〈滑・浮世風呂・二〉
かんどう‐ぶん【感動文】
感動した気持ちを表す文。多くは、感動詞や感動の助詞を用いる。西欧語では文末に感嘆符「!」を付ける。感嘆文。
がえ
[終助]《上代東国方言。連語「がえ」からかという》(文末にあって)反語の意を表す。…か、いや、そうではない。「上野(かみつけの)佐野の舟橋取り放し親は放(さ)くれど我(わ)は離(さか)る—」〈万...
が‐な
[連語]《接続助詞「が」+終助詞「な」》(文末に付き、終助詞的に用いて)実現性の薄い事柄をなんとか実現してほしいと願望する意を表す。「早く来てくれるといいんだ—」 [補説]多く「明日は晴れてほし...
ぎもん‐ぶん【疑問文】
疑問や反語の意を表す形の文。日本語では、ふつう文中に「いつ」「なぜ」「どの」などの語や、疑問を表す助詞を用いる。西欧語では、文末に疑問符「?」を付ける。
けい‐たい【敬体】
文末に丁寧語「です」「ます」「でございます」などを用いた口語の文体。です・ます体。⇔常体。
げなげな‐ばなし【げなげな話】
《文末に伝聞の意を表す「げな」を用いるところから》昔話のこと。
こそ
[係助]種々の語に付く。 1 ある事柄を取り立てて強める意を表す。「今—実行にうつすべきだ」「もののあはれは秋—まされ」〈徒然・一九〉 2 ある事柄を一応認めておいて、それに対立的、あるいは、...