ふ‐ぐるま【文車】
書籍などを運ぶのに用いた板張りの屋形車。ふみぐるま。
ふみ‐ぐるま【文車】
⇒ふぐるま
ふずもう【文相撲】
《「ふみずもう」とも》狂言。新しく雇った男の得意芸が相撲と聞いた大名が、自ら相手をして負けてしまう。大名は相撲の書を読んで再戦するが、また負けてしまい、腹いせに太郎冠者(かじゃ)を打ち転がす。
ふみずもう【文相撲】
⇒ふずもう
ふ‐づえ【文杖】
「文挟(ふみばさ)み1」に同じ。
ふ‐づき【文月】
《「ふつき」とも》陰暦7月の異称。ふみづき。《季 秋》
ふ‐づくえ【文机】
《「ふみづくえ」の音変化》書き物や読書をするための和風の机。
ふ‐づくり【文作り】
1 物事を整えること。「尋常の—は、物を整ふる事にいふ」〈色道大鏡・一〉 2 人をだますこと。「ふところ子の娘があるなどと—をいふ」〈浮・好色床談義・三〉
ふづくり‐ごと【文作り事】
人をだますこと。ごまかしごと。「大かたの—にては合点せぬ時世になりぬ」〈浮・織留・一〉
ふ‐づく・る【文作る】
[動ラ四] 1 作り整える。物事を整える。「障子張るに、紙を—・るともいふ」〈色道大鏡・一〉 2 うわべをつくろって欺く。だます。「いたづら女の身の果ては、皆御坊を—・る仕掛けなり」〈浮・好色貝...