か‐もん【科文】
仏語。経論の本文を解釈する際に、その内容を説意によって大小の段落に分け、各部分の内容を簡単な言葉にまとめたもの。
かよわせ‐ぶみ【通はせ文】
恋文。艶書(えんしょ)。「あなたこなたの—皆哀れに悲しく」〈浮・一代女・一〉
かりおうじょうでんしぶん【仮往生伝試文】
古井由吉の長編小説。昭和61年(1986)から平成元年(1989)にかけて、雑誌「文芸」に掲載。平成元年(1989)刊。第41回読売文学賞受賞。
かり‐の‐ふみ【雁の文】
「雁の使い」に同じ。
かんがえ‐ぶみ【考へ文/勘へ文】
「勘文(かんもん)」に同じ。「みちみちの—ども奉れるにも」〈源・薄雲〉
かんじかな‐まじりぶん【漢字仮名交じり文】
漢字と片仮名や平仮名を混用した文。平安時代以降、漢文の訓読を基盤として発達し、中世以降広く行われるようになった。
かんたん‐ぶん【感嘆文】
⇒感動文(かんどうぶん)
かんどう‐ぶん【感動文】
感動した気持ちを表す文。多くは、感動詞や感動の助詞を用いる。西欧語では文末に感嘆符「!」を付ける。感嘆文。
かんどく‐ぶん【簡牘文】
手紙文。日用文。書簡文。
かんぶん【寛文】
江戸初期、後西(ごさい)天皇・霊元天皇の時の年号。1661年4月25日〜1673年9月21日。