かん‐ぶん【漢文】
1 中国古来の文語体の文章を日本でいう称。 2 日本人が1に倣って書いた文章。 3 中国の漢の時代の文章。
かん‐ぶん【勘文】
⇒かんもん(勘文)
かん‐もん【勘文】
平安時代以後、明法道・陰陽道(おんようどう)など諸道の学者や神祇官(じんぎかん)・外記(げき)などが朝廷や幕府の諮問に答えて、先例・日時・方角・吉凶などを調べて上申した意見書。勘状。勘注。かんが...
かん‐もん【棺文】
棺に書く経文。「出離生死、入住涅槃、寂静無畏、究竟安楽」など。
かん‐もん【肝文】
[名・形動ナリ] 1 重要な文章。「不晴不晴の時、と申すが、中にも—でござる」〈虎寛狂・布施無経〉 2 大切なこと。また、そのさま。「朝夕気をつくるが胸算用の—なり」〈浮・胸算用・三〉
かん‐もん【貫文】
「貫(かん)2」に同じ。
がいけもん【改悔文】
蓮如(れんにょ)の書いた文。自力を捨てて阿弥陀如来の本願をたのみ、報謝の称名を唱え、宗規を守ることを述べたもの。領解文(りょうげもん)。
がくい‐ろんぶん【学位論文】
学位を請求するために提出する論文。
がく‐もん【学問】
[名](スル) 1 学び習うこと。学校へ通ったり、先生についたり、本を読んだりして、新しい知識を学習すること。また、身につけた知識。「—のある人」「—する楽しさ」 2 理論に基づいて体系づけられ...
が‐ぶん【雅文】
1 優雅な文。 2 雅言による文。主に平安時代の仮名文。また、それをまねた文。江戸時代、国学者が用いた呼称。→擬古文(ぎこぶん)