じゃ
[助動][じゃろ(じゃら)|(じゃっ・で)|じゃ|じゃ(じゃる)|○|○]《連語「である」の音変化形「であ」がさらに音変化したもの》体言、活用語の連体形、準体助詞「の」などに付く。 1 断定の意...
じゃ
[連語] 《断定の助動詞「だ」の連用形に「は」の付いた「では」の音変化》連語「では」に同じ。「それ—約束が違う」 《格助詞「で」に係助詞「は」の付いた「では」の音変化》連語「では」に同じ...
じゃ‐まで
[連語]《断定の助動詞「じゃ」+終助詞「まで」》文末に用いて、自分の言葉を強調したり、相手に確認を求めたりする意を表す。…だな。…だね。…だよ。「身どもがやうな、物覚えのある者は、𠮟者(しかりも...
じゃん
[終助]《連語「じゃ」+形容詞「ない」の音変化》俗に、やや強く断定する意を表す。…ではないか。「そんなの簡単—」
じょ‐じ【助字】
漢文で、名詞・動詞・形容詞などのいわゆる実字・虚字を助ける語をいう。断定・詠嘆・疑問などを表す「也」「矣」「乎」や、前置詞の「於」「与」、疑問詞の「何」「誰」などがある。助辞。虚字。
ず
[助動][ざら|ざり|○|ざる|ざれ|ざれ]活用語の未然形に付き、断定的な否定判断を表す。ない。ぬ。→ざり →ぬ「あらたまの年の緒長く逢はざれど異(け)しき心を我が思(も)はなくに」〈万・三七七...
ぞうろ・う【候ふ】
[連語]《断定の助動詞「なり」の連用形に、補助動詞「そうろう」の付いた「にそうろう」の音変化》…であります。…でございます。「身をまったうして敵を滅ぼすをもって、よき大将軍とはする—・ふ」〈平家...
ぞ‐よ
[連語]《終助詞「ぞ」(古くは係助詞「ぞ」の文末用法)+間投助詞「よ」》断定した内容を、さらに念を押す気持ちを表す。…なのだよ。…だぞ。「それはいともて離れたること—」〈源・朝顔〉 「与次兵衛が...
ただ…までだ
《「までだ」は、副助詞「まで」+断定の助動詞「だ」》事態はそれだけで、それ以外の事を考える必要はないという意味を表す。事態の成立が未来のとき、動作主体が話し手の場合は決意、話し手以外の場合は確認...
たら◦しめる
[連語]《断定の助動詞「たり」の未然形+助動詞「しめる」》…であるようにする。「民の存在が王を王—◦しめる」