きじ‐もの【木地物】
木地びきのままの、何も塗っていない器物。
きじ‐や【木地屋】
木地びきを職業とする家。また、その人。木地びき。木地師。
き‐じらみ【木虱】
半翅(はんし)目キジラミ科の昆虫の総称。体長2〜4ミリ。体形はセミに似て、透明の翅(はね)をもち、前翅は楕円形。後脚がよく発達し、跳ねる。草木の茎・葉に群生して液を吸う。ナシキジラミ・クワキジラ...
き‐じり【木尻】
1 木の下端。木材の根に近いほうの部分。 2 炉端の末席。横座(主人の座)の対面で、使用人などがすわる座。薪をここからくべるので、薪の尻(しり)が向くことから生じた名称。
き‐じるし【木印】
占有者を標示するために切った木につける刻印。山じるし。切り判。
きじろ‐ぬり【木地蝋塗(り)】
漆芸の技法の一。透き漆を塗って素材の木目(もくめ)を生かす塗り方。
き‐ず【木酢】
ユズ・ダイダイなどの果実の絞り汁。料理に酢として使用する。《季 秋》
き‐ずり【木摺り】
塗り壁の下地用に、幅3センチ程度の板を少しずつ間隔をあけて取り付けたもの。
きせ‐がわ【黄瀬川/木瀬川】
静岡県東部の川。御殿場付近に源を発して南流し、沼津市と清水町との境で狩野(かの)川に注ぐ。長さ約32キロ。下流にあった黄瀬川宿は治承4年(1180)源頼朝・義経の対面の地。
き‐せった【木雪駄】
草履の裏に、横に割れ目を入れた厚い板をつけた履物。