ふな‐たび【船旅】
船に乗ってする旅。
ふゆのたび【冬の旅】
《原題、(ドイツ)Winterreise》シューベルトの歌曲集。1827年の作。W=ミュラーの詩に基づく。24曲からなり、第5曲の「菩提樹」は特に有名。本作と「美しき水車小屋の娘」「白鳥の歌」は...
ブリューゲルへのたび【ブリューゲルへの旅】
独文学者・小説家・評論家の中野孝次によるエッセー。昭和51年(1976)刊行。同年、第24回日本エッセイストクラブ賞受賞。
ほしへのたび【星への旅】
吉村昭の短編小説。日常への倦怠から集団自殺を企てる少年たちの姿を冷徹に描く。同作を表題作とする小説集は、昭和41年(1966)の刊行。第2回太宰治賞を受賞。
また‐たび【股旅】
博徒(ばくと)・芸人などが諸国を股にかけて旅をして歩くこと。
ま‐たび【真旅】
本当の旅。長期の旅行。「旅とへど—になりぬ家の妹(も)が着せし衣に垢(あか)つきにかり」〈万・四三八八〉
めいど‐の‐たび【冥土の旅】
死んで冥土へ行く旅。死出の旅。
よるのはてへのたび【夜の果てへの旅】
《原題、(フランス)Voyage au bout de la nuit》セリーヌの処女小説。1932年刊。俗語や隠語を駆使した革新的な文体で賛否両論を巻き起こした。ルノード賞受賞。
ランスへのたび【ランスへの旅】
《原題、(イタリア)Il viaggio a Reims ossia L'albergo del giglio d'oro》ロッシーニ作曲のイタリア語によるオペラ。全1幕。1825年初演。正式名...
りょ【旅】
1 中国、周代の軍制で、兵500人を一団とした軍隊。五旅で一師、五師で一軍を編制した。 2 軍隊。「東西に陣を張り、南北に—を屯(たむろ)す」〈太平記・一五〉