けつ‐ぞく【血族】
血のつながった人々。血縁。法律上は、養親子(ようしんし)のように、これと同様に扱われる者(法定血族)を含めていう。 [補説]書名別項。→血族
けつぞく【血族】
山口瞳による長編の私小説。亡くなった母の波乱の人生と、自身の出自の謎に迫る。昭和54年(1979)刊行。第27回菊池寛賞受賞。
けんせつ‐ぞく【建設族】
族議員の一。国土交通省が扱う公共事業に対し影響力をもつ。特に道路整備を推進する議員は、道路族ともいう。
けん‐ぞく【眷属/眷族】
1 血筋のつながっている者。一族の者。身内の者。親族。 2 従者。家来。配下の者。「四五百人の所従—に囲繞(ゐねう)せられて」〈平家・三〉
ケンタウロス‐ぞく【ケンタウロス族】
小惑星の分類の一。木星と海王星の間を公転する小惑星をさす。多くの小惑星が含まれる小惑星帯とは異なる軌道をもつため、特異小惑星に分類される。木星の重力による摂動を受けやすく、軌道が不安定なものが多...
ゲルマン‐みんぞく【ゲルマン民族】
インド‐ヨーロッパ諸族に属する民族。原住地はバルト海沿岸地方。前8世紀ごろから南下して中部ヨーロッパに定住。4世紀後半、民族大移動によってローマ帝国領内に侵入、ヨーロッパ全域を席捲(せっけん)し...
コイサン‐ごぞく【コイサン語族】
アフリカ南西部のアンゴラ・ナミビア、南部のボツワナなどで話されているクン語・マサルア語・ナマ語・ナロン語などの諸語と、東部のタンザニアで話されているサンダウェ語・ハツァ語とからなる。これら諸言語...
こいするかぞく【恋する家族】
三田誠広の青春小説。就職活動に奮闘する女子学生の姿を明るく描く。平成10年(1998)刊行。
コイ‐ぞく【コイ族】
《khoi》アフリカ南西部のナミビアに居住する遊牧民族。言語上ではコイサン語族に属する。俗称、ホッテントット。→サン族
こうざん‐ぞく【高山族】
台湾先住民族の総称。古代にインドネシア方面から渡来したとされ、9部族に分かれる。日本統治時代には高砂(たかさご)族と呼ばれた。