にち‐ぼつ【日没】
太陽の上端が地平線下に沈むこと。また、その時刻。日の入り。⇔日出(にっしゅつ)。
にちぼつ‐じ【日没時】
日の入りの時刻。太陽の上端が地平線に隠れて見えなくなる瞬間の時刻をいう。
にちぼつたい‐しょく【日没帯食/日没帯蝕】
日の入りにおける日帯食。日食で太陽が欠けたまま地平線に沈んでいくこと。日入帯食。⇔日出帯食。
にちぼつのうた【日没の歌】
《原題、Songs of Sunset》ディーリアスの合唱曲。1906年から1907年にかけて作曲。英国世紀末派の詩人E=ダウソンの詩に基づく。
にち‐もつ【日没】
六時の一。日暮れ。にちぼつ。
日(ひ)没(ぼっ)する処(ところ)
日の沈む国。日本の西にある国の意で、中国をさす。推古天皇15年(607)遣隋使小野妹子の携えた国書にある「日出ずる処の天子、書を日没する処の天子に致す、恙無きや」による。