だい‐だい【大内】
《古くは「たいだい」とも》「大内裏(だいだいり)」の略。おおうち。「—の旧跡、神祇官の前なる樗の木に」〈太平記・九〉
とうかいどうめいしょき【東海道名所記】
仮名草子。6巻。浅井了意作。万治年間(1658〜1661)の成立。僧侶の楽阿弥と連れの青年が狂歌やしゃれをおりまぜてつづる、江戸から京都までの道中記。駅間の里数・名所旧跡・産物などを詳細に記載。
どうちゅう‐き【道中記】
1 旅行中の日記・記録。紀行。 2 江戸時代に作られた旅行案内の書物。街道筋の宿場・名所・旧跡・里程などを記したもの。
な‐どころ【名所】
1 姓名と住所。 2 景色・旧跡などで有名な場所。めいしょ。「桜の—」 3 器物などの部分の名称。「鎧(よろい)の—」「馬の—」
はい‐まくら【俳枕】
俳句に詠まれた名所・旧跡。
ひたちおおた【常陸太田】
茨城県北部の市。中世は佐竹氏の城下町。近世は徳川水戸藩領となり、徳川光圀(とくがわみつくに)の西山荘など旧跡が残る。稲作やブドウ・ナシ栽培が盛ん。平成16年(2004)12月に金砂郷(かなさごう...
ふうち‐りん【風致林】
名所・旧跡などの景観を保存するために指定された森林。風致保安林。
ふじしま‐じんじゃ【藤島神社】
福井市にある神社。主祭神は新田義貞。明治3年(1870)義貞戦死の旧跡に創建、明治34年(1901)現在地に遷座。
むらさきのひともと【紫の一本】
戸田茂睡による地誌。天和2年(1682)成立。侍の陶々斎と遁世者の遺佚が訪ね歩く物語という趣向で、江戸の名所旧跡を紹介するもの。
めい‐しょ【名所】
景色のよさや史跡、特有の風物などで有名な場所。「—旧跡」