は・く【吐く】
[動カ五(四)] 1 口の中のものを外に出す。「つばを—・く」 2 胃や肺の中のものを口・鼻から外へ出す。「血を—・く」「息を—・く」 3 中にたまったものを外部へ出す。「煙突から煙を—・く」 ...
はくめい‐こうせん【薄明光線】
雲の切れ間などから太陽光が漏れ、光線が放射状に広がって見える現象。明け方や夕方によく見られる。光芒。→反薄明光線
はくめい‐はくぼせい【薄明薄暮性】
動物で、採食・生殖などの活動を主に明け方と夕方(薄暮時)に行う性質。昼行性、夜行性に対していう。ネコ・イヌ・ネズミ・ウサギなどでみられる。
はしくい‐いわ【橋杭岩】
和歌山県南東部、東牟婁(ひがしむろ)郡串本町にある岩石群。海岸から大島(紀伊大島)に向かって長さ約850メートル、大小40余の柱状の岩が一列に並ぶ。西側の海岸は遠浅で海水浴場として有名。国指定名...
はつ‐あかね【初茜】
元日の明け方、茜色に染まった空。《季 新年》
はつ‐あかり【初明(か)り】
元日の明け方の光。《季 新年》「書の面(おも)の灯色(ほいろ)に代はり—/草田男」
はつ‐とり【初鶏】
1 元旦の暁に鳴く鶏(にわとり)。《季 新年》「—や夜の名残り吠(ほ)ゆ愚か犬/草田男」 2 夜明けの最初に鳴く鶏。一番鶏(いちばんどり)。
はて‐の‐とし【果ての年】
忌みや喪が明けた年。「円融院の御—、みな人御服ぬぎなどして」〈枕・一三八〉
はな【鼻】
1 脊椎動物の嗅覚(きゅうかく)の受容器。哺乳類では顔の前面中央に突き出て、左右二つの鼻孔があり、内部の鼻腔に嗅覚器が分布する。また、呼吸器官の始部をなし、発声を助ける働きもする。「—がつまる」...
はな‐みずき【花水木】
ミズキ科の落葉小高木。樹皮は灰黒色。葉は楕円形で、秋に紅葉する。4、5月ごろ、4枚の紅または白色の苞(ほう)のある花を開き、実は赤く熟す。北アメリカの原産。明治45年(1912)に贈った桜の返礼...