おとうと
(おとうと)幸田文の小説。昭和32年(1957)刊。17歳の女学生とその3歳下の弟の絆を描く。 (おとうと)市川崑監督による映画の題名。昭和35年(1960)公開。を原作とし、脚色は水木洋...
おとこたちのやまと【男たちの大和】
辺見じゅんによるルポルタージュ。昭和58年(1983)、上下2冊を刊行。旧日本海軍の戦艦「大和」の乗組員100名以上に取材し、その起工から沈没までの軌跡を明らかにする。第3回新田次郎文学賞受賞。...
おとこはつらいよ【男はつらいよ】
山田洋次原作・監督、渥美清主演の映画の題名。また、そのシリーズ名。フーテンの寅(とら)こと車寅次郎と、その家族や周囲の人々との交流を描く人情喜劇。昭和44年(1969)から令和元年(2019)ま...
おとこ‐やく【男役】
1 演劇・映画などで、男に扮(ふん)する役。男形(おとこがた)。 2 男が務めるべき役。男にふさわしい役目。
おとしあな【おとし穴】
昭和37年(1962)公開の日本映画。安部公房の脚本によるテレビドラマ「煉獄(れんごく)」を作者自身が映画のシナリオに書き改め、勅使河原宏が監督したスリラー作品。北九州の炭鉱地帯で起きる不条理な...
おどろおどろ‐し・い
[形][文]おどろおどろ・し[シク]《「驚く」と同語源》 1 不気味で恐ろしい。すさまじい。「怪奇映画の—・い演出」 2 ぎょうぎょうしい。大げさだ。「あななひに—・しく二十人の人ののぼりて侍れ...
おなみだ‐ちょうだい【御涙頂戴】
映画や演劇などで、観客を泣かせるように作ること。また、そういう作品。
おにのうた【鬼の詩】
藤本義一の短編小説。明治後期の上方噺家(はなしか)、2代目桂米喬(べいきょう)をモデルにした作品。昭和49年(1974)発表。同年、第71回直木賞受賞。昭和50年(1975)、作者自身の脚本によ...
おのがつみ【己が罪】
菊池幽芳の長編小説。大阪毎日新聞で明治32年(1899)に前編、明治33年(1900)に後編をそれぞれ連載。婦人向け家庭小説の先駆。新派劇でしばしば上演されたほか、映画化作品も多い。
おはらしょうすけさん【小原庄助さん】
清水宏監督・脚本による映画の題名。昭和24年(1949)公開。小原庄助さんとよばれる没落旧家の当主が騒動を起こすコメディー。映画批評家の岸松雄がプロデュースし、脚本にも参加している。出演、大河内...