はる‐かぜ【春風】
春の日に吹く穏やかな風。春の風。しゅんぷう。《季 春》「—や闘志いだきて丘に立つ/虚子」
はるかる‐とう【春苅島】
歯舞群島中部の島。無人島。第二次大戦後はソ連、のちにロシア連邦の統治下。
はる‐がいとう【春外套】
⇒スプリングコート
はる‐がすみ【春霞】
《室町時代ごろまでは「はるかすみ」》 [名]春の霞。《季 春》「洛陽の朝餉(あさげ)過ぎたり—/蓼太」
[枕]同音の繰り返し、また、霞のかかっている状態から、「春日(かすが)」「立つ」「井上...
はる‐キャベツ【春キャベツ】
春先に出荷されるキャベツ。葉の巻き方がゆるく、水分を多く含んでやわらかい。
はる‐きょうげん【春狂言】
⇒初春(はつはる)狂言
はる‐ぎ【春着】
1 正月用の晴れ着。《季 新年》「かりそめの襷(たすき)かけたる—かな/万太郎」 2 春に着る衣服。春服。
はる‐くさ【春草】
春になってもえ出る草。若草。しゅんそう。《季 春》
はるくさ‐の【春草の】
[枕] 1 芽生えた春の草の愛らしい意から、「めづらし」にかかる。「—いやめづらしき我が大君かも」〈万・二三九〉 2 春の草が生い繁る意から、「しげし」にかかる。「—繁き我(あ)が恋大き海の」〈...
はる‐ぐもり【春曇(り)】
春に多い薄曇り。