フローラ【(ラテン)Flora】
《「フロラ」とも》 ローマ神話の、花と豊穣(ほうじょう)と春の女神。
(flora)「植物相(しょくぶつそう)」に同じ。 [補説]作品名別項。→フローラ
ふん‐ぽう【芬芳】
よい香り。また、よい香りをただよわせること。「三春の花も凋落の夕(ゆうべ)には—の香り早く失せて」〈露伴・二日物語〉
ふん‐もん【憤悶】
[名](スル)「憤懣(ふんまん)」に同じ。「遺恨胸中に溢れ、—顔色に見(あら)われ」〈織田訳・花柳春話〉
ぶ【部】
[名] 1 物事をいくつかに区分した、その一区分。「昼の—」「上(じょう)の—」 2 著作などをいくつかに区分した、その一区分。「春の—」「三—作」 3 官庁や会社などの業務組織の区分の一。一...
ぶ‐い【無異】
[名・形動]異状がないこと。無事であること。また、そのさま。「—安全の緒言終って」〈織田訳・花柳春話〉
ぶ‐えん【無塩】
1 塩けのないこと。塩を用いないこと。 2 《塩を使っていないところから》生(なま)であること。新鮮であること。また、そのもの。「ここに—の平茸(ひらたけ)あり」〈平家・八〉 3 人ずれのしてい...
ぶきょうのにほん【武侠の日本】
押川春浪の少年向け冒険小説。明治35年(1902)刊。明治33年(1900)刊の「海底軍艦」の続編。
ぶ‐じゅつ【撫恤】
[名](スル)あわれみいつくしむこと。「病院を設けて、貧民を—し」〈柳河春三編・万国新話〉
ぶっこ‐ぬ・く【打っこ抜く】
[動カ五(四)] 1 突き抜く。また、仕切りをとりのぞいて続かせる。ぶちぬく。「山を—・いて隧道(ずいどう)をつくる」 2 勢いよく抜き去る。「釘を—・く」 3 間を抜いてとばす。転じて、休演す...
ぶっしょう‐え【仏生会】
仏生日に行われる法会。降誕(ごうたん)会。灌仏会(かんぶつえ)。《季 春》「手つだひの肌ぬぎ寒し—/浪花」