とき‐おり【時折】
[副]ときどき。ときたま。「—薄日がもれる」
とき‐がし【時貸し】
[名](スル)一時的に金などを貸すこと。当座貸し。
ときがにじむあさ【時が滲む朝】
楊逸(ヤンイー)の小説。中国の民主化運動に参加する二人の若者の挫折と青春を、天安門事件から北京オリンピック前夜の時代を背景に描く。平成20年(2008)発表。同年、第139回芥川賞受賞。
とき‐がね【時鐘】
時刻を知らせるために打ち鳴らす鐘。また、その音。時の鐘。
とき‐がり【時借り】
一時的に金などを借りること。当座の借り。「お島は浜屋から—をして来た金を」〈秋声・あらくれ〉
時(とき)極(きわ)まれば而(すなわ)ち転(てん)ず
《「史記」平準書から》時勢は行き着くところまで行くとやがて転じる。社会は時代によって変化してゆくものだということ。
時(とき)極(きわ)まれば転(てん)ず
⇒時極まれば而(すなわ)ち転ず
とき‐けんじょう【時献上】
江戸時代、四季それぞれに諸侯が自領の産物などを幕府に献上したこと。また、その献上物。
とき‐さけ【時鮭】
《「ときざけ」とも》「時知らず2」に同じ。
とき‐し‐も【時しも】
[副]《「し」は強めの助詞、「も」は詠嘆の助詞》ちょうどその時。折も折。「—八月半ばのことであった」