あき‐ばしょ【秋場所】
秋に行われる大相撲の本場所。東京で行われる。九月場所。《季 秋》「—や退(の)かぬ暑さの人いきれ/万太郎」
あさ‐ぐもり【朝曇(り)】
1 朝方、空が曇ること。 2 暑さのきびしくなる日の朝、もやなどがこめて空が曇っているように見えること。《季 夏》「—墓前の土のうるほひぬ/蛇笏」
あつ‐がり【暑がり】
[名・形動]暑さを感じる度合いが普通の人以上であること。また、その人。あつがりや。「—な人」⇔寒がり。
あつ‐け【暑気】
1 夏の暑さ。しょき。「涼しくも衣手かろしみそぎ川—はらひてかへるさの森」〈為忠集〉 2 暑さのために病気になること。あつさあたり。しょきあたり。「かたへは—などにやとて見給へ侍る」〈宇津保・国譲中〉
あつさ‐しのぎ【暑さ凌ぎ】
夏の暑さを忘れようと気分を紛らすこと。また、その物や方法。
暑(あつ)さ忘(わす)れて陰(かげ)忘(わす)る
暑さが去るとともに木陰のありがたみを忘れる。苦しいときに人から受けた恩も楽になるとすぐ忘れてしまうことのたとえ。
あて◦られる【当てられる】
[連語]《「られる」は受身の助動詞》 1 毒などのためにからだに害を受ける。「暑さに—◦られる」 2 男女の仲のよいのを見せつけられたり、のろけ話を聞かされたりして悩まされる。「隣の新婚夫婦に—...
いみじく‐も
[副]《形容詞「いみじ」の連用形+係助詞「も」から》非常にうまく。適切に。「暑さ寒さも彼岸まで、とは—いったものだ」
いや‐ま・す【弥増す】
[動サ五(四)]いよいよ多くなる。ますますはなはだしくなる。いやまさる。「寂しさが—・す」「暑さが—・す」
うだ・る【茹る】
[動ラ五(四)]《「ゆだる」の音変化》 1 「ゆだる」に同じ。「卵が—・る」「銭湯で—・る」 2 暑さのため、からだがぐったりする。「猛暑に—・る」 3 疲れや酔いなどでからだがふらふらになる。...