なんど‐ちゃ【納戸茶】
染め色の名。灰色がかった暗い青緑色。
にごりえ
樋口一葉の小説。明治28年(1895)発表。酌婦お力を通して、下層社会の暗い宿命観を写実的に描く。
ニヒル【(ラテン)nihil】
[形動] 1 虚無的。虚無主義的。ニヒリスティック。「—な思想」 2 冷たく醒めていて、暗い影のあるさま。「—な男」「—な笑い」
ニラス【nilas】
海面に晶氷が浮かんで集合し、薄くて弾力がある表面が固い氷になったもの。波で容易に曲げられる。厚さ5センチ未満は鈍く見えるため暗いニラス、厚さ5センチ以上のものは明るいニラスとよばれる。
ね‐くら【根暗】
[名・形動]ねっから性格が暗いこと。また、そのさまや、そういう人。「人づきあいの悪い—な(の)人」⇔根明(ねあか)。
ねむりきょうしろうぶらいひかえ【眠狂四郎無頼控】
柴田錬三郎による時代小説。昭和31年(1956)5月から昭和33年(1958)3月にかけて「週刊新潮」誌に連載。江戸時代を舞台とする伝奇活劇。主人公の、暗い出自を背負った冷酷な剣士という人物像が...
はい‐いろ【灰色】
1 灰のような、白と黒との中間の色。ねずみ色。グレー。 2 希望がなく暗い気持ちで活気のないこと。「—の日々を送る」 3 《白とも黒ともはっきりしないところから》疑惑のあること。「容疑が—のまま...
はくめい‐し【薄明視】
薄明時のように薄暗い場所における視覚。網膜は明順応と暗順応の中間の状態にあり、桿状体も錐状体もはたらく。中間明度視。→明所視 →暗所視
ハッブル‐ディープ‐フィールド【Hubble Deep Field】
1995年にハッブル宇宙望遠鏡で行われた遠方の銀河の観測。また同観測で得られた深宇宙の画像。おおぐま座のごく狭い領域を10日間にわたって観測することで、極めて遠方の暗い銀河が撮影されており、銀河...
はんとうかがた‐えきしょう【半透過型液晶】
《semi-transmissive liquid crystal》液晶の表示方式の一。液晶の背後にマジックミラーのような半透過の素材と光源を置き、外光の下でも暗い場所でも表示が見やすい。反射型...