ろく‐びょうし【六拍子】
1 音楽で、六つの拍を一つの単位とする拍子。ふつう、第1拍に強声部があり、第4拍が中強のアクセントとなる。 2 長唄の囃子(はやし)の一。大鼓・小鼓による軽快でにぎやかな鳴り物で、舞踊曲の手踊り...
ロココ【(フランス)rococo】
18世紀、ルイ15世時代のフランスを中心に欧州で流行した美術様式。バロックに次ぎ新古典主義に先立つもので、室内装飾から建築・絵画・工芸・彫刻に及ぶ。S字状曲線や、異国趣味による優美さ・軽快さ・繊...
ロザムンデ【Rosamunde】
シューベルトの劇付随音楽「キプロスの女王ロザムンデ」の通称。1823年の作。ふつう、序曲のみが独立した管弦楽曲として演奏されることが多い。
ロシアしじゅうそうきょく【ロシア四重奏曲】
《原題、(ドイツ)Russische Quartette》ハイドンの弦楽四重奏曲第37番から第42番の通称。全6曲。1781年作曲。通称は、のちにロシア皇帝となったパーベル=ペトロビッチに献呈さ...
ロシアのこうたいし【ロシアの皇太子】
《原題、(ドイツ)Der Zarewitsch》レハールのオペレッタ。全3幕。1927年初演。ロシア皇帝ピョートル1世の長男アレクセイ=ペトロビチをモデルとした作品。日本では吹奏楽編曲版が知られる。
ロジスティック‐きょくせん【ロジスティック曲線】
人口増加や生物の増殖過程を近似的に表す微分方程式、ロジスティック方程式の解として得られる曲線。横軸に経過時間、縦軸に個体数をとると、飽和状態にほど遠い段階では加速度的に増加し、飽和状態に近づくと...
ロジスティック‐ほうていしき【ロジスティック方程式】
人口増加や生物の増殖過程を模式的に表した微分方程式。個体数の増加率が個体数に比例し、環境収容力を上限として増加率が減少する、時間を変数とする微分方程式となる。その解としてロジスティック曲線が得ら...
ろたんちょうミサきょく【ロ短調ミサ曲】
《原題、(ドイツ)h-Moll-Messe》⇒ミサ曲ロ短調
ろっかせんすがたのいろどり【六歌仙容彩】
歌舞伎舞踊。義太夫・長唄・清元。松本幸二作詞、10世杵屋六左衛門・初世清元斎兵衛作曲。天保2年(1831)江戸中村座初演。平安時代の六歌仙を扱ったもので、小野小町に思いを寄せる五人の男性歌人を踊...
ロッキー‐さんみゃく【ロッキー山脈】
《Rocky》北アメリカ大陸西部を、アラスカからカナダを経てニューメキシコ州まで南北に走る大褶曲(しゅうきょく)山脈。最高峰はコロラド州にあるエルバート山で、標高4399メートル。氷食地形が発達...