いち‐ぶ【一部】
1 全体の中のある部分。一部分。「—の反対派」「長編を—割愛する」⇔全部。 2 書物や新聞などのひとまとまり、ひとそろい。また、書物の一冊。 3 高校・大学などで、夜間部をさす二部に対して昼間部...
いちぶ‐しじゅう【一部始終】
1 《2が原義》成り行きの初めから終わりまで。顛末(てんまつ)。一伍一什(いちごいちじゅう)。「—を詳しく話す」 2 書物の初めから終わりまで全部。「学問すべしと言へばとて—を心得渡し」〈一言芳談〉
いっ‐かん【一巻】
1 巻物・フィルムなど巻いてあるもの一つ。巻物になっていない書物にも用いる。 2 最初の巻。第1巻。
いっ‐し【逸史】
正史に書き漏らされている史実。また、それを記した書物。「日本—」
いっ‐しょ【一書】
1 一通の手紙または文書。「—を送る」 2 一冊または一部の書物。 3 ある書物。異本。別本。一本(いっぽん)。「—によると」
いっ‐しょ【逸書/佚書】
名だけ残っていたり、内容の一部分だけしか伝わっていなかったりする書物。散逸した書物。
いっ‐ぺん【一編/一篇】
1 一つの文章・詩歌。また、ひとまとまりの書物。「—の詩」 2 小説や論文などで、内容を区分した最初のひとまとまり。
いっ‐ぽん【一本】
1 細長い物一つ。また、電話・手紙などについてもいう。「—の便りもない」→本(ほん) 2 ㋐一冊または一部の書物。 ㋑ある書物。異本。別の本。「—に曰(いわ)く」 3 柔道・剣道などで、完全に技...
いっぽん‐の‐ごしょどころ【一本御書所】
平安時代、流布している書物を別に1本書写して所蔵していた役所。いっぽんごしょどころ。
いつとも‐の‐ふみ【五部書】
1 5種の書物を合わせてひと組としたもの。 2 五経(ごきょう)のこと。