さんご‐の‐つき【三五の月】
三五夜(さんごや)の月。中秋の名月。
さん‐さいがつ【三斎月】
⇒三長斎月(さんちょうさいがつ)
さんちょうさい‐がつ【三長斎月】
仏語。在家の信者が八斎戒を守り精進する、1月・5月・9月の三つの月。この月には諸天や鬼神が四方を巡行し、一切の善悪を四天王に報告するという。三斎月。
さんねん‐みつき【三年三月】
長い年月をたとえていう語。久しい間。「酒屋の門に—お立ち被遊(あそばさい)ても、飲(あが)らぬ酒には酔はぬ道理」〈滑・浮世床・二〉
ざん‐げつ【残月】
明け方まで空に残っている月。有明の月。のこんの月。
地歌・箏曲(そうきょく)。手事物(てごともの)。天明・寛政(1781〜1801)のころに大坂の峰崎勾当(みねざきこうとう)が作曲。門人の娘...
し‐がつ【四月】
一年の4番目の月。卯月(うづき)。《季 春》「妹の嫁ぎて—永かりき/草田男」
しぐれ‐づき【時雨月】
陰暦10月の異称。《季 冬》「おもひ出す空の機嫌も—/浪化」
しち‐がつ【七月】
一年の7番目の月。文月(ふみづき・ふづき)。《季 夏》「—の青嶺(あをね)まぢかく鎔鉱炉/誓子」
しもがれ‐みつき【霜枯れ三月】
年の暮れの、特に景気の悪い3か月。10月・11月・12月をいう。
しも‐つき【霜月】
陰暦11月の異称。霜降月。《季 冬》「—や日まぜにしけて冬籠/去来」