はんだ【半田】
愛知県南西部、知多半島東岸の市。清酒・酢などの醸造業が盛んで、晒(さら)し木綿を特産。人口11.9万(2010)。
バチスト【(フランス)batiste】
《最初の製造者の名から》細い糸で平織りにした薄手で上等の白麻や木綿地。ハンカチ・肌着・ブラウス・ワンピースなどに使われる。
バルカン‐ファイバー
《vulcanized fiberから》化学パルプや木綿繊維を塩化亜鉛の濃い水溶液に浸して膨潤させてから、水洗・圧縮・乾燥させた皮革状のもの。運搬用具・スポーツ用具・絶縁材料などに使用。
バンダナ【bandanna】
絞り染めまたは更紗(サラサ)模様を染め抜いた木綿の布。ハンカチーフとして用いたり、首に巻いてスカーフのように用いたりする。
ひがき‐かいせん【菱垣廻船】
江戸時代、江戸・大坂間の定期貨物船。積み荷が落ちないよう、左右の船べりにさくのように立てた垣立(かきたつ)をひし形に組んだのでこの名がある。江戸の十組問屋(とくみどいや)と大坂の二十四組問屋とに...
ひがしうら【東浦】
愛知県知多郡の地名。知多半島の基部にあり、木綿工業・ブドウ栽培などが盛ん。
ひ‐なわ【火縄】
檜(ひのき)の皮、竹の繊維または木綿糸などを縒(よ)って縄を作り、これに硝石を吸収させたもの。火持ちがよいので点火に用いた。
ひょう‐の‐やま【標の山】
大嘗祭(だいじょうさい)のとき、大嘗宮の前に悠紀(ゆき)・主基(すき)の両国の役人が立ち並ぶ位置を示すための目印。山形に作り、榊(さかき)・木綿(ゆう)・日月などの装飾を施したもので、各地の祭礼...
ひらた【平田】
島根県北東部、宍道(しんじ)湖の北西にあった市。近世は木綿取引の市場町として発達、妻入り土蔵造りの町並みが残る。平成17年(2005)に簸川(ひかわ)郡4町とともに出雲市と合併。→出雲
ひらの【平野】
京都市北区、衣笠山の東麓の地名。和歌では、ふつうその地にある平野神社をさす。[歌枕]「ちはやぶる—の松の枝しげみ千代も八千代も色はかはらじ」〈拾遺・賀〉
大阪市南部の区名。中世は堺と並ぶ商業...