あさぎ‐ずみ【浅木炭】
浅木を材料とした、質の悪い炭。
あさくさ‐じま【浅草縞】
縦糸にくずの生糸、横糸に木綿糸を用いた紬(つむぎ)織り。武蔵の八王子付近から産した。
あさくさ‐ぶんこ【浅草文庫】
明治8年(1875)に浅草蔵前に設けられた官立の公開図書館。昌平坂学問所・和学講談所などの蔵書約11万冊を受け継いだもので、現在、その大部分は国立公文書館内閣文庫に保存。
江戸時代、浅草に居...
あさくら【朝倉】
福岡県中部、筑後川中流の北岸にある市。北東の山岳部には複数のダムがあり福岡市などの水源地。平野部では花卉(かき)栽培が盛ん。平成18年(2006)3月に甘木市・杷木(はき)町・朝倉町が合併して...
あさくらのたちばなのひろにわ‐の‐みや【朝倉橘広庭宮】
福岡県朝倉市須川(あるいは山田とも)に置かれたとされる斉明天皇の行宮(あんぐう)。天皇は百済(くだら)救援のためみずから九州に下り、661年、ここで崩御。朝倉宮(あさくらのみや)。朝倉木丸殿(あ...
あさくら‐やま【朝倉山】
福岡県朝倉市、鳥屋山の南にある山々。[歌枕]「昔見し人をぞわれはよそに見し—の雲井はるかに」〈夫木・二〇〉
あさだ
カバノキ科の落葉高木。春、黄褐色の雄花と雌花とが尾状につく。材は堅く光沢があって耐久性に富み、床板・家具・器具に使用。
あさのは‐かえで【麻の葉楓】
ムクロジ科の落葉高木。関東以西の深山に生える。葉は五つに裂けていて麻の葉に似る。雌雄異株。春に淡黄色の小花が総状につく。実には2枚の翼片がある。
あさ‐はか【浅はか】
[形動][文][ナリ] 1 思慮の足りないさま。「—な考え」「—にも口車に乗ってしまった」 2 空間的に奥行きの浅いさま。「—なる廂(ひさし)の軒は」〈源・夕霧〉 3 深みがなく、あっさりしてい...
あさひかわ【旭川】
北海道中央部、上川盆地にある市。上川総合振興局所在地。屯田兵により開拓された道央・道北の交通の中心地。パルプ・木材・醸造などの工業が盛ん。人口34.7万。 [補説]市内を流れる忠別川は、もとアイ...