あらわし【現し】
木造建築で、柱や梁などの構造材が見える状態で仕上げる手法。天井を張らずに梁を見せるなど。→ハーフティンバー
あり【蟻】
1 膜翅(まくし)目アリ科の昆虫の総称。体は小形で、黒色または赤褐色。頭・胸・腹部の間がくびれている。1匹の女王アリ、少数の雄アリ、多数の働きアリで集団生活を営む。地中や樹木に巣を作り、時に巨大...
あり‐あな【蟻穴】
木材の継ぎ手で、蟻枘(ありほぞ)を収める穴。
あり・うる【有り得る】
[動ア下二][文]あり・う[ア下二] 1 起こる可能性がある。当然考えられる。「すでに手遅れということも—・うる」「事故の発生は—・うることだ」 2 世の中にあることができる。生きていくことがで...
あり‐かけ【蟻掛(け)】
一方の木材の先端に蟻枘(ありほぞ)を作り、他方の木材に作った蟻穴にはめ込む仕口。蟻落とし。
あり‐ぐも【蟻蜘蛛】
ハエトリグモ科のクモ。体長6ミリくらい、赤褐色または黒色で、頭胸部と腹部の間は細くくびれ、アリに似る。網は張らず、木の葉の上をはい回って昆虫を捕らえる。
あり‐さし【蟻差(し)】
板材のそりを防ぐため、木目と直角に鳩尾(きゅうび)形の溝を掘って、吸い付き桟(ざん)をはめこむこと。
あり‐さま【有(り)様】
1 物事の状態。ありよう。「世の中の—」「事故の—」「こんな—では完成しない」 2 身分。境遇。「数ならぬ—なめれば、必ず人笑へに憂きこと出で来むものぞ」〈源・宿木〉 →様子(ようす)[用法]
あり‐すん【有り寸】
木材の実際の寸法。実寸。
ありそうみ【有磯海】
富山県高岡市伏木から氷見(ひみ)市までの海岸の古称。また、富山湾のこと。