もと‐ほととぎす【本時鳥/旧杜鵑】
先年も来て鳴いた、なじみのホトトギス。「あをによし奈良の都は古りぬれど—鳴かずあらなくに」〈万・三九一九〉
もと‐みや【本宮】
主神の鎮座する根本の社。本社。ほんぐう。
もとみや【本宮】
福島県中央部にある市。平成19年(2007)1月、本宮町・白沢村が合併して成立。中央部を阿武隈川が北流する。経済・生活面で南隣の郡山市との結びつきが強い。人口3.2万人(2010)。
もとみや‐し【本宮市】
⇒本宮
もとやま‐じ【本山寺】
香川県三豊(みとよ)市にある高野山真言宗の寺。山号は七宝山。四国八十八箇所第70番札所。大同2年(807)空海の創建と伝える。本堂は国宝。
もとやま‐ひこいち【本山彦一】
[1853〜1932]新聞経営者。熊本の生まれ。明治36年(1903)大阪毎日新聞社長に就任。明治44年(1911)東京日日新聞を買収・統合し、朝日新聞と並ぶ全国紙へ発展させた。
もとや‐ゆきこ【本谷有希子】
[1979〜 ]劇作家・小説家。石川の生まれ。「遭難、」で鶴屋南北戯曲賞を当時の最年少記録で受賞。「幸せ最高ありがとうマジで!」で岸田国士戯曲賞受賞。小説「異類婚姻譚」で芥川賞受賞。他に「ぬるい...
もと‐わたり【本渡り/元渡り】
「古渡(こわた)り」に同じ。「庭蔵見れば—の唐織山をなし」〈浮・五人女・五〉
本(もと)を正(ただ)・す
物事の起こりや原因を調べて、はっきりさせる。「—・せばすべて自分が悪い」
本(もと)を彊(つと)めて用(よう)を節(せっ)すれば則(すなわ)ち天(てん)も貧(ひん)にする能(あた)わず
《「荀子」天論から》基礎を強固にして物を倹約すれば、たとえ天の力であってもこれを貧乏にすることはできない。