ば‐ふだ【場札】
トランプや花札で、場に置かれている札。ふつう表の数字や図柄が見えるよう置く。
ばんごう‐ふだ【番号札】
番号が記された札。
ひき‐ふだ【引(き)札】
1 商品の宣伝や開店の披露などを書いて配る広告の札。「引越は容易に出来ますと云う移転会社の—であった」〈漱石・門〉 2 くじ引きの札。
ひ‐さつ【飛札】
急用の手紙。飛書。「島原の晩花から—到来」〈魯文・安愚楽鍋〉
ひっ‐さつ【筆札】
1 筆と紙。筆紙。 2 筆跡。手跡。転じて、書法。
ひ‐の‐ふだ【火の札】
1 神社などで出す、火災よけの札。 2 放火の予告を書いて、相手の家の門戸に貼ったり、付近の路上に捨てておいたりする札。「聞けばお手前に—を打ったとある」〈伎・仏の原〉
ひょう‐さつ【表札/標札】
居住者の名を記して、家の門や入り口などに掲げる札。
ぴん‐さつ【ぴん札】
俗に、折り目やしわ、汚れのない紙幣のこと。
ふだ【札/簡】
《「ふみいた(文板)」の音変化》 1 目的とする内容などを簡単に書いて、人に示したり渡したりする紙片や木片。「遊泳禁止の—を立てる」「質—」 2 神仏の守り札。「魔除けの—」→御札(おふだ) 3...
ふみた【札/簡】
《「ふみいた(文板)」の音変化》ふだ。「広さ一尺許(ばか)りの板の—あり」〈霊異記・下〉