むら‐にゅうよう【村入用】
江戸時代、村役人の給料、紙・墨・筆代などの事務経費、道・橋・用水の普請費用など、村の運営上必要とする諸経費。村民に高割りや軒割りで割り当て徴収された。
むら‐にんそく【村人足】
公用のため、村に割り当てられ、駆り出された人足。
むらの【村野】
姓氏の一。 [補説]「村野」姓の人物村野四郎(むらのしろう)村野藤吾(むらのとうご)
むらのおんがくしのろくじゅうそう【村の音楽師の六重奏】
《原題、(ドイツ)Dorfmusikantensextett》⇒音楽の冗談
むらの‐しろう【村野四郎】
[1901〜1975]詩人。東京の生まれ。新即物主義による実験的作品を発表、のち存在の根源を重視する実存的な詩風を示した。詩集「体操詩集」「亡羊記」など。
むらの‐とうご【村野藤吾】
[1891〜1984]建築家。佐賀の生まれ。熟達した実務派として知られ、日本生命日比谷ビルなどを設計。文化勲章受章。
むらのなまえ【村の名前】
辻原登の中編小説。平成2年(1990)発表。同年、第103回芥川賞受賞。
むらのひだまり【村の陽だまり】
後藤紀一による短編小説。昭和38年(1963)刊行の短編小説集「少年の橋」に収録。
むら‐はずれ【村外れ】
村の中心から少し離れた所。
むら‐はちぶ【村八分】
1 江戸時代以降、村落で行われた私的制裁。村のおきてに従わない者に対し、村民全体が申し合わせて、その家と絶交すること。「はちぶ」については、火事と葬式の二つを例外とするところからとも、また「はず...