アイット‐ベン‐ハドゥ【Aït-Ben-Haddou】
モロッコ中部の都市ワルザザートの西約30キロメートルに位置する集落。オートアトラス山脈の南に点在する要塞化された村の一つ。丘の斜面に日干し煉瓦(れんが)で築かれている。1987年「アイットベンハ...
あいづのうしょ【会津農書】
近世前期の農書。陸奥(むつ)国会津郡幕内村(会津若松市)肝煎(きもいり)佐瀬与次右衛門著。3巻。貞享元年(1684)成立。会津地方の農業経営について記録したもの。
あいづわかまつ【会津若松】
福島県中西部の市。もと松平氏の城下町。北東の飯盛山(いいもりやま)に白虎隊の墓碑がある。若松市から昭和30年(1955)改称。平成16年(2004)北会津村を、翌年に河東(かわひがし)町を編入。...
アイデル【Ayder】
トルコ北東部、カチカル山脈の山岳地帯にある村。カフカス系の少数民族が遊牧を営む。古くから温泉保養地として知られるほか、周辺の山々への登山拠点になっている。
あいとげんそうのファシズム【愛と幻想のファシズム】
村上竜の長編小説。雑誌「週刊現代」に昭和59年(1984)から昭和61年(1986)にかけて連載。昭和62年(1987)、上下2冊で刊行。世界恐慌の危機に瀕した1990年代の日本を舞台とする近未...
あいのみょうやく【愛の妙薬】
《原題、(イタリア)L'elisir d'amore》ドニゼッティのイタリア語によるオペラ。全2幕。1832年初演。不器用な村の青年がいかさまの薬売りから手に入れた偽の惚れ薬によって美しい富農の...
アイホーレ【Aihole】
インド南部、カルナータカ州の村。6世紀から8世紀にかけて同地を支配した前期チャールキヤ朝の最初の都があった場所であり、のちにバーダーミに遷都した。石窟寺院をはじめ、馬蹄型のドゥルガー寺院やアイホ...
アウルランフィヨルド【Aurlandsfjorden】
ノルウェー南西部のフィヨルド。ソグネフィヨルドの支湾の一つ。長さ約30キロメートル。周囲を標高1800メートルもの山々に囲まれ、最深部の水深は900メートル以上ある。沿岸の主な村はアウルラン、レ...
あおいろ‐はっこうダイオード【青色発光ダイオード】
発光ダイオードのうち、青色の光を発するもの。青色LED。 [補説]平成26年(2014)、「高輝度で省電力の白色光源を可能にした青色発光ダイオードの発明」により赤崎勇・天野浩・中村修二がノーベル...
あお‐うめ【青梅】
1 まだよく熟さない、青くて硬い梅の実。実梅(みうめ)。《季 夏》「—に眉あつめたる美人かな/蕪村」 2 香の名で、沈香(じんこう)の一。酸っぱく苦い感じの香りで、青梅の風味があるところからいう。