ゆん‐づえ【弓杖】
《「ゆみづえ」の音変化》 1 弓を杖とすること。また、その弓。ゆづえ。「—を突いて生田の森の逆茂木(さかもぎ)を上り越え」〈平家・九〉 2 「弓丈(ゆんだけ)」に同じ。「—五杖ばかり」〈太平記・一〇〉
よにん‐ばり【四人張り】
四人がかりで張るほどの強い弓。「九尺ばかりありける—を杖につき」〈義経記・五〉
より・いる【寄り居る】
[動ア上一][文]より・ゐる[ワ上一] 1 物によりかかって座る。「頰杖(つらづゑ)つきてしばし—・ゐ給へり」〈落窪・一〉 2 近く寄り添って座る。「親しき者、老いたる母など枕上に—・ゐて」〈徒...
よんてん‐づえ【四点杖】
先端が枝分かれし、4点で接地している杖。通常の杖より安定性が高く、手を離しても自立する。
りゅう‐しゃく【留錫】
《錫杖(しゃくじょう)を留める意から》僧が行脚(あんぎゃ)中に一時、他の寺院に滞在すること。また、その僧。挂錫(かしゃく)。
りょう‐まつば【両松葉】
松葉杖の使い方の一。松葉杖を2本使って移動すること。負傷した方の足に体重をかけずに移動できる。→片松葉 [補説]松葉杖を使った歩行訓練では、けがの回復に伴い、負傷した足に徐々に体重をかけてならし...
わさ‐づの【わさ角】
シカの角を頭部につけた杖(つえ)。念仏僧が持ち歩いた。かせづえ。
ワンド【wand】
魔法使いや占い師などが持つ、細い杖(つえ)。また、それに似た形の道具。