しゃく‐そう【錫僧】
法会のとき、偈(げ)を唱え、錫杖(しゃくじょう)を振る役の僧。
しゅげん‐じゃ【修験者】
修験道の行者。多くは髪をそらず、半僧半俗の姿に兜巾(ときん)をいただき、篠懸(すずかけ)・結い袈裟(げさ)を掛け、笈(おい)を負い、念珠や法螺(ほら)を持ち、脛巾(はばき)をつけ、錫杖(しゃくじ...
ちゅう‐じょう【拄杖】
⇒しゅじょう(拄杖)
しゅもく‐づえ【撞木杖】
握りが丁字形になっている杖。かせづえ。
しら・ぐ
[動ガ下二]打つ。たたく。「神人白杖(しらつゑ)をもって、かの聖がうなじを—・げ」〈平家・一〉
じぞう‐ぼさつ【地蔵菩薩】
《(梵)Kṣitigarbhaの訳》釈迦の入滅後から弥勒(みろく)仏が世に現れるまでの間、無仏の世に住み、六道の衆生(しゅじょう)を教え導くことを誓いとした菩薩。中国では唐末、日本では平安中期か...
じゅうはち‐もつ【十八物】
大乗の僧尼が常に身辺に備えるべき18種の具。楊枝・澡豆(そうず)(豆の粉で作った洗い粉)・三衣・瓶・鉢・坐具・錫杖・香炉・漉水嚢・手巾・刀子(とうす)・火燧(かすい)(火打ち石)・鑷子(にょうす...
じゅろうじん【寿老人】
中国の伝説中の人物。宋代、元祐年間(1086〜1093)の人で、頭が長く白髪、団扇(うちわ)と巻物をつけた杖(つえ)とを持ち、鹿や鶴を連れていたといわれる。日本では七福神の一。長寿を授けるという...
じゅん‐しゃく【巡錫】
[名](スル)《錫杖(しゃくじょう)を持って巡行する意》僧が、各地をめぐり歩いて教えを広めること。「—して説法を続ける」
じょう【丈】
[名] 1 尺貫法の長さの単位。10尺。1丈は、曲尺(かねじゃく)で約3.03メートル、鯨尺で約3.79メートル。 2 たけ。長さ。「—の短い反物」 3 「杖(じょう)2」に同じ。 [接尾]...