えだ‐づか【枝束】
屋根を支える小屋組みで、陸梁(ろくばり)と合掌の間に斜めに張り渡した束柱(つかばしら)。方杖(ほうづえ)。
えび‐づか【海老束/蝦束】
違い棚の、上下の棚板をつなぐ細く短い柱。雛束(ひなづか)。
エマンシペーション【emancipation】
社会的、政治的束縛からの解放。
エム‐オー‐ユー【MOU】
《memorandum of understanding》覚え書き。条約や契約書と異なり、法的な拘束力はない。
えもん‐かた【衣紋方】
公家・武家で、故実に従った装束の着用指導に当たる役。
えもん‐け【衣紋家】
公家や武家の装束の着装法などをつかさどった家。山科(やましな)家・高倉家など。
衣紋(えもん)を繕(つくろ)・う
衣服・装束に乱れがないよう心を配る。また、衣服の着崩れを整える。「須賀は—・って、…すたすたと歩き出した」〈円地・女坂〉
えん‐かずら【縁葛】
縁板を支えるために、縁束(えんづか)の頭部を内側で連結する横木。
轅下(えんか)の駒(こま)
《「史記」魏其武安侯列伝から。「駒」は、2歳でまだ車を引くだけの力のない馬》人の束縛を受けて自由にならないこと、また、任務を果たす力のないことのたとえ。
えん‐がまち【縁框】
縁の外端に、縁束(えんづか)より少し外に取り付けた横木。