から‐おり【唐織(り)】
1 中国から渡来した織物の総称。また、それに似せて日本で織った金襴(きんらん)・緞子(どんす)・繻珍(シュチン)など。唐織物。 2 公家の装束に用いる浮き織物の通称。唐織物。 3 能装束の一。2...
からげ【絡げ/紮げ】
1 束ねくくること。また、くくったもの。「十把一—(じっぱひとからげ)」 2 着物の裾を帯に挟むこと。また、その裾。すそからげ。「尻(しり)—」「—も下ろさず」〈浄・阿波の鳴門〉
から‐てがた【空手形】
1 実際の取引がないのに、資金の融通を受ける目的で発行される手形。支払いが不確実で危険なもの。くうてがた。 2 実行されない約束。「公約が—に終わる」
から‐ねんぶつ【空念仏】
1 信仰心からでなく、口先だけで唱える念仏。 2 実行の伴わない口先だけの主張や宣伝。「彼の約束はいつも—に終わる」
から‐まつ【唐松/落葉松】
マツ科の落葉高木。日本特産。主に亜高山帯に分布し、高さ約30メートル。樹皮は灰褐色、葉は針状で束生し、秋には黄葉する。4月ごろ、雄花と雌花とがつき、上向きの球果ができる。材は建築・土木などに使用...
から‐やくそく【空約束】
約束を守らないこと。また、守られなかった約束。そらやくそく。
からり
[副] 1 引き戸などをすばやく開ける音を表す語。「格子戸を—と開ける」 2 堅い物が触れ合って立てる軽い音を表す語。「鉛筆が—と転がる」 3 明るく、広々としているさま。「雲一つなく—と晴れた...
かりいれ‐きん【借入金】
資金が不足した時に、他から借り入れる金。特に、企業や政府などが、金融機関や他の企業に借用証書・約束手形などを差し入れて借りる金。
かり‐けいやく【仮契約】
正式に契約を結ぶまでの仮の契約。仮約束。
かり‐しょうぞく【狩装束】
1 公家(くげ)が狩りに出るときの装束。普通は狩衣(かりぎぬ)に狩袴(かりばかま)を着た。 2 平安末期から、武士が狩りをするときの装束。水干または直垂(ひたたれ)をつけ、行縢(むかばき)をはき...