けってき‐の‐ほう【闕腋の袍】
両わきの袖付けの下を縫い合わせないで開け広げたままの袍。襴(らん)がなく、動きやすくしたもの。武官や幼年の束帯に用いた。縫腋(ほうえき)の袍に対していう。わきあけ。襖(あお)。闕腋。
けつ‐やく【結約】
[名](スル)約束を結ぶこと。また、約束。「—が有ったっていうから」〈花袋・野の花〉
け‐ぼうき【毛箒】
1 鳥の羽などを束ねて作ったほうき。羽箒(はねぼうき)。 2 整髪用のブラシ。ヘアブラシ。〈和英語林集成〉
けろ‐けつ【繋驢橛】
《驢馬(ろば)を繋(つな)ぐくいの意》禅宗で、字句に執着してこれに束縛されること。
けろり
[副] 1 何事もなかったように平然としているさま。「ミスをした当人が—としている」 2 跡形もなく消えてなくなるさま。すっかり。「痛みが—ととれる」「—と約束を忘れる」
けん【券】
[音]ケン(漢) [学習漢字]6年 金銭などの代わりに約束の印とする紙片。「金券・沽券(こけん)・証券・食券・馬券・旅券・乗車券」
けん【検〔檢〕】
[音]ケン(呉)(漢) [訓]しらべる [学習漢字]5年 1 取り調べる。「検閲・検査・検察・検死・検出・検証・検診・検定・検討/実検・点検・剖検」 2 とりしまる。「検束」 3 検査。「車検・...
けんさつ‐しんさかい【検察審査会】
公訴権の実行について、民意を反映させてその適正を図るため、地方裁判所と主な地方裁判所支部の所在地に設けられている機関。昭和23年(1948)、検察審査会法に基づいて設置。有権者の中からくじで選ば...
けんさつしんさかい‐ほう【検察審査会法】
検察審査会ついて定めた法律。昭和23年(1948)施行。検察審査会の所掌事項・審査手続き、検察審査員の資格・職務・罰則などについて規定している。 [補説]平成21年(2009)の改正により検察審...
けん‐そく【検束】
[名](スル) 1 行動を制限して自由にさせないこと。厳しく抑制すること。「自ら—する行事に依頼すべし」〈中村訳・西国立志編〉 2 警察権によって個人の身体の自由を拘束し、警察署など一定の場所に...