にっかん‐じょうやく【日韓条約】
「日韓基本条約」の略称。
にっかん‐せいきゅうけんきょうてい【日韓請求権協定】
昭和40年(1965)に調印された日韓基本条約に付随して結ばれた協定。第二次大戦における強制動員などの被害補償を求める韓国に対し、日本が無償3億ドル、有償2億ドルの経済協力資金を払うことで、韓国...
にっかん‐へいごうじょうやく【日韓併合条約】
明治43年(1910)日本が韓国を併合するにあたって結ばれた条約。これにより韓国は日本の完全な植民地となり、朝鮮総督府による支配下に置かれた。→韓国併合
にっしん‐しゅうこうじょうき【日清修好条規】
明治4年(1871)日本と清国とが自主的に締結した最初の条約。領事裁判権と協定関税率を相互に承認し、最恵国条款を欠くなど変則的な対等条約であった。
にっしん‐せんそう【日清戦争】
明治27年(1894)朝鮮の支配権をめぐって日本と清国との間で起こった戦争。朝鮮で起こった甲午(こうご)農民戦争鎮圧のため清国が出兵したとき、対抗して日本も出兵、豊島(ほうとう)沖で開戦。日本は...
にっソ‐きほんじょうやく【日ソ基本条約】
大正14年(1925)日本と革命後のソ連との間に結ばれた条約。外交関係の樹立、ポーツマス条約の有効性などを確認。
にっソ‐きょうどうせんげん【日ソ共同宣言】
昭和31年(1956)に調印された日本とソ連との間の共同宣言。第二次大戦における両国間の戦争状態の終結、国交の回復、平和条約締結後に歯舞(はぼまい)群島・色丹(しこたん)島を日本側に引き渡すこと...
にっソ‐ぎょぎょうじょうやく【日ソ漁業条約】
昭和31年(1956)北西太平洋における漁業資源の保護と有効利用を目的として日ソ間で結ばれた条約。これに基づき、両国のサケ・マスなどの漁獲量・操業水域・漁期などが毎年取り決められた。同52年、ソ...
にっソ‐ちゅうりつじょうやく【日ソ中立条約】
昭和16年(1941)4月、日本とソ連との間で相互不可侵と相互中立を定めた条約。同年7月、日本は関特演(関東軍特種演習)と称してソ満国境に進軍し、この条約を無視。一方、有効期限内の同20年、ソ連...
にっちゅう‐へいわゆうこうじょうやく【日中平和友好条約】
昭和53年(1978)に締結された日本と中華人民共和国との条約。国連憲章の原則を尊重し、覇権を求めず、他国の覇権確立の試みに反対することなどを規定。