たいよう‐ねん【太陽年】
太陽が春分点を通過してから再び春分点に来るまでの時間。1太陽年は365.2422日。春分点が黄道上を動くため恒星年より短い。回帰年。
たかさご【高砂】
兵庫県南部の市。加古川河口にあり、播磨灘(はりまなだ)に面する。重化学工業が盛ん。人口9.4万(2010)。→高砂神社 謡曲。脇能物。世阿弥作。阿蘇(あそ)の神官が高砂の浦へ来ると、住吉(す...
たから【宝/財/貨】
1 世の中に数少なく、特に貴重なもの。宝物。財宝。「家に伝わる—」 2 財産。金銭。「悖(さか)って来る—の悖って出るに任せ」〈露伴・寝耳鉄砲〉 3 ほかのものと取り替えることのできない、特に大...
たち‐い・ず【立ち出づ】
[動ダ下二] 1 立って外へ出る。その場を去る。「ここなるこれかれ送りに—・でたれば」〈かげろふ・中〉 2 立って来る。出て来る。「かの小柴垣(こしばがき)のほどに—・で給ふ」〈源・若紫〉 3 ...
たち‐ぎわ【発ち際】
ちょうど出かけようとする、その時。出発のまぎわ。「—に客が来る」
たち・く【立ち来/起ち来】
[動カ変] 1 やってくる。来る。「近江より朝—・くればうねの野にたづぞ鳴くなる明けぬこの夜は」〈古今・大歌所御歌〉 2 雲・霧・波・風などがわき起こってくる。「吾家(わぎへ)の方よ雲居—・くも...
たな‐い【種井】
苗代にまく籾種(もみだね)を浸すのに使う井戸、または池。たないけ。たねい。《季 春》「ふつふつと泡の出て来る—かな/子規」
たま【偶/適】
[名・形動]まれであること。めったにないこと。また、そのさま。「—の休み」「彼は—に来る」
たまか
[形動][文][ナリ] 1 倹約でつましいさま。「新たに湯を沸かす手数と、薪の倹約とが出来るので、田舎の—な家ではよくやる事だ」〈左千夫・春の潮〉 2 細かい点にまで心を配って物事をするさま。誠...
たん‐かん【胆管】
肝臓でつくられた胆汁を十二指腸へ運ぶ通路。肝管と胆嚢(たんのう)から来る胆嚢管、それらが合流した総胆管からなる。輸胆管。