ふき‐まわ・す【吹(き)回す】
[動サ五(四)] 1 風があちこち方向を変えて回るように吹く。「—・す風が、時々は這入って来る」〈鴎外・灰燼〉 2 風が吹いて物を回らせる。「舟を海中にまかり入りぬべく—・して」〈竹取〉
ふく【幅】
[名]床の間に掛けて飾りとする軸物。掛け物。「山水の—」 [接尾]助数詞。掛け物・軸物などを数えるのに用いる。上に来る語によっては「ぷく」「ぶく」となる。軸。「二—の掛け軸」
ふく【服】
[名]からだに着るもの。着物。衣服。特に、洋服。「木綿の—」「—を着る」 [接尾]助数詞。上に来る語によっては「ぷく」となる。 1 粉薬などの包みを数えるのに用いる。「薬二—」 2 茶・タバ...
ふく‐し【副詞】
品詞の一。自立語で活用がなく、主語にならない語のうちで、主として、それだけで下に来る用言を修飾するもの。事物の状態を表す状態副詞(「はるばる」「しばらく」「ゆっくり」など)、性質・状態の程度を表...
冬(ふゆ)来(きた)りなば春(はる)遠(とお)からじ
《英国の詩人、シェリーの詩「西風の賦」の一節から》つらい時期を耐え抜けば、幸せな時期は必ず来るというたとえ。長い冬を耐えて春を待つ気持ちの表現としても用いられる。
冬(ふゆ)さ・る
《「さる」は季節などが近づく意》冬になる。冬が来る。「—・れば嵐の声も高砂の松につけてぞ聞くべかりける」〈拾遺・冬〉
ふり【振り/風】
[名] 1 振り動かすこと。また、振れ動くこと。「バットの—が足りない」 2 人の振る舞い。しぐさ。また、なりふり。「人の—見てわが—直せ」 3 見せかけの態度や動作。ようす。ふう。「寝た—を...
ふる‐ごろも【古衣】
《「ふるころも」とも》 [名]着古した衣服。古着。ふるぎぬ。「—打棄(うちつ)る人は秋風の立ち来る時に物思ふものそ」〈万・二六二六〉 [枕]が砧(きぬた)でまた打つものであるところから、「...
フロア‐マネージャー【floor manager】
1 番組の制作時、スタジオのフロア(床)にあって、演出者の補佐役として出演者などの指揮連絡など雑事にあたる役目の人。フロマネ。 2 市役所やデパートなどで、来訪者の要望を聞いて的確に手配する役目...
ふん【分】
1 時間の単位。1分は60秒で、1時間の60分の1。記号min ミニット。「—刻みで行動する」 2 角度および経度・緯度の単位。1分は1度の60分の1。記号′ 分角。 3 尺貫法の目方の単位。1...