いため‐はだ【板目肌】
刀の鍛え方で、刀身の肌が板目のように見えるもの。いため。
いため‐ぼり【板目彫(り)】
板目1の板を版木として彫刻すること。また、その木版。→木口(こぐち)彫り
いため‐もくはん【板目木版】
板目彫りの木版。また、その印刷物。版木としてサクラ・ホオ・カツラ・ナシなどを使う。浮世絵など。→木口(こぐち)木版
いた‐もと【板元】
1 料理場。また、料理人。板場。板前。 2 「板頭(いたがしら)」に同じ。「ここの内の—なり。但し子供やによりて板がしらいふ家も有り」〈洒・辰巳婦言〉
いた‐もの【板物】
「板の物」に同じ。
いた‐や【板屋】
板で葺(ふ)いた屋根。板屋根。また、その家。
いたや‐かえで【板屋楓】
ムクロジ科の落葉高木。山地に自生。葉は手のひら状に浅く切れ込み、秋に黄葉する。花は淡黄色。実には翼が二つある。ときわかえで。つたもみじ。
いたや‐がい【板屋貝】
イタヤガイ科の二枚貝。浅海の細砂底にすむ。貝殻はホタテガイに似て、殻長12センチくらい。右の殻は半球形にふくらみ、左はほぼ平ら。殻表に8〜10本の放射状の肋(ろく)がある。北海道南部から南に分布...
いた‐やき【板焼(き)】
1 たれにつけた鳥や魚の肉を杉板にのせて焼いた料理。へぎ焼き。 2 魚のすり身を板につけて焼いたもの。焼きかまぼこ。
いたやき‐どうふ【板焼(き)豆腐】
豆腐を薄く切って味噌を塗り、杉板で挟み、両面から焼いた料理。